就活生の皆さん、こんにちは!
突然ですが、ESは順調に書けていますか?
ESの書き方がわからない…と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ESは、企業との最初の接点であり、アピールするための重要なツールです。
本コラムでは、ESの書き方から、採用担当者が重視するポイント、NGポイントやよくある失敗例について、詳しく解説していきます!
書類選考を突破し、次の選考に進めるよう、しっかりと準備をしていきましょう!
1. ESとは?
1-1 ESの役割
ES(エントリーシート)は、企業が就活生の人柄、スキル、動機などを知るために使われます。
企業の採用担当者は、ESを通して「この学生はどんな人か?」「自社で活躍できる人物か?」という点を見極めます。
自己PRや志望動機、過去の経験をどのように伝えるかが鍵となるため、内容の充実度と表現の工夫が非常に重要です!
1-2 履歴書との違い
履歴書は主に学歴や職歴、資格などの事実を簡潔に記載するものです。
一方、ESは、応募者の人柄や考え方、企業との適性をアピールするためのものです。
履歴書が「事実を伝える」書類だとすれば、ESは「能力や経験を具体的にアピールする」書類です。
1-3 企業が重視するポイント
①志応望動機が明確かどうか
単に「興味がある」という程度の理由ではなく、その企業だからこそ働きたいという具体的な理由が求められます。
業界や企業研究をしっかりと行い、その企業のビジョンや価値観に共感していることを伝えることが大切です!
②その人の強みが企業でどのように活かされるか
企業が求める人物像を理解し、それにマッチする自分の経験やスキルをアピールしましょう。
③内容が論理的で一貫性があるか
内容に矛盾があったり、曖昧な表現が多かったりすると、採用担当者は就活生の真剣さを疑うかもしれません。
構成や内容の論理性に十分注意し、一貫したメッセージを伝えることが大切です!
2. ESの書き方
2-1 基本的な構成
ESには、「自己PR」「志望動機」「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」といった項目が含まれます。
2-2 自己PRの書き方
自己PRでは、その企業で貢献できる自分のスキルや、これまでの経験についてアピールします。
大切なのは内容よりも伝え方!3つのポイントを意識してみましょう!
①強みを1つに絞る:
あれもこれもと複数の強みを述べてしまうと、全体の印象がぼやけてしまいます。1つの強みにフォーカスし、それをどのように発揮したかを具体的なエピソードで説明することが効果的です!
②具体的に表現する:
どのような経験を通じてその強みが発揮されたのか、その結果としてどのような成果を得たのかを明確にしましょう。
③自信を持ってアピールする:
就職活動では自分の強みをしっかりと伝えることが成功の鍵となります!ただし、誇張しすぎず、あくまで現実的な範囲で自分をアピールするバランスが重要です。
2-3 志望動機の書き方
志望動機は、企業に対するあなたの熱意や、その企業で働きたい理由を伝える重要な項目です。
ここでは、志望動機を書く上でのポイントをいくつかご紹介します!
①企業理解を示す:
企業のビジョンや事業内容、業界内でのポジションを把握し、それに共感した上で「なぜその企業で働きたいのか」を具体的に伝えることが重要です!「貴社の○○に魅力を感じています」や「貴社は○○だと認識しています」と述べたあと、具体的にどのように貢献していきたいかを伝えましょう。
②自分の経験やスキルと結びつける:
自己PRで書いた自分のスキルと結びつけ、「自分が企業に対して何が提供できるか」を具体的に伝えることが大切です。
例えば、「自分の○○な経験を活かし、貴社の□□な事業で貢献できる」といった具体的な内容を盛り込むことで、企業に「この人は即戦力だ」と感じさせることができます!
③入社後の目標を明確にする:
企業側は基本的に、企業に長期的に貢献してくれる人材を採用したいと考えるため、就活生が入社後にどのように成長し、企業の未来にどのように貢献してくれるかを見極めます。
「〇年後に○○に関わることが目標です」や「〇年以内に○○になりたいです」というように、中長期的な目標を伝えましょう。
2-4 ガクチカの書き方
ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」を意味し、ESでは頻繁に問われる項目です。
学業やサークル活動、アルバイト経験など、自分が熱心に取り組んだことを採用担当者に伝える機会となります。
①エピソードを選ぶ際のポイント:
自分が最も力を入れた経験を選び、それを企業が魅力的に感じるように表現することが大切です。
特に、リーダーシップや問題解決能力など、企業が求めるスキルが発揮された経験を選ぶと良いでしょう!
②結果だけでなくプロセスも重視する:
どのような目標を立て、どのように行動し、どんな困難を乗り越えて結果を出したのか、具体的に説明することで、あなたの取り組む姿勢や思考力をアピールできます!
③成果を具体的に伝える
ガクチカの成果を数値や具体的な結果として示すことで、より説得力のあるESになります。
「ガクチカ」について知りたい方は、以下のURLからぜひご覧ください!
詳しくポイントや書き方のコツを解説しているので、ES作成にも役立つはずです。
3. ESを書く時に注意するポイント
3-1 誤字脱字や形式ミス
ESは、あなたがどれだけ丁寧に書類を作成できるかを評価する要素にもなります。
そのため、細かなミスがあると、それだけで「この人は注意力が足りないのではないか?」と疑われてしまいます!
ESを作成したら必ず時間をおいて見直しをしましょう。
時間をおくことで、一度目の見直しでは見逃してしまったミスが発見しやすくなります。
さらに、他の人に確認してもらうことで、客観的な視点からのチェックが可能になります。
3-2 書き過ぎや書き足りない内容
自分の強みや経験をアピールしようとするあまり、あまりにも長々と書きすぎると、要点がぼやけてしまいます。
一方で、内容が薄すぎると自分を十分にアピールできません。
例えば、「あまり得意ではないですが、頑張りました」といった表現は、自信のなさを感じさせ、採用担当者にネガティブな印象を与える可能性があります。
自分の経験や強みをポジティブに表現し、前向きな印象を残すよう心がけましょう!
自分を過小評価しすぎず、かといって過度に誇張することも避け、バランスの取れた表現を選ぶことが重要です!
3-3 個性を欠いた表現
「責任感がある」「チームワークを大事にする」といったフレーズは、確かに重要な要素ですが、多くの就活生が同じような言葉を使ってしまいがちです。
個性を出すためには、他の就活生と差別化できる具体的なエピソードや成果を盛り込むことが重要です。
あなた自身の経験に基づいた独自の視点を示すことで、採用担当者に強い印象を残すことができます!
3-4 曖昧な言葉や説明不足
例えば、「頑張った」「努力した」という表現だけでは、具体的にどのような行動を取ったのかが企業に伝わりません。
また、「いろいろな経験をしました」などのフレーズも具体性に欠け、印象を残しにくいです。
具体的な事例や数字を用いて説明することを心がけましょう。
例えば、「売上を増加させた」と書く場合は、「前年比〇〇%の成長を達成した」というように具体的な成果を示すことで、信憑性が高まります!
まとめ
ESは、就職活動において最初の大きな関門です。
「志望動機」「ガクチカ」「自己PR」をわかりやすく具体的に述べ自分の魅力を最大限に活かせるものにしましょう。
ここで自分をしっかりとアピールできるかどうかが、その後の選考の流れを大きく左右します。
本コラムで紹介した基本的な、書き方や企業が重視するポイント、NGポイント、そして改善ポイントを押さえて、「この学生を次のステージに進めたい!」と採用担当者に思わせるESを作成しましょう!