リモートで働くインターンシップのリアル!!

リモートインターンシップは、新型コロナウイルスが収束した今でも働き方の自由度が上がり、増加している働き方の一つです。しかし、この新しい職場体験が、実際にどのようなものなのか、詳細を知る機会はまだ多くないかもしれません。そこで今回は、リモートインターンシップを経験した大学生のYさんに、そのリアルな働き方やメリット・デメリットについて、深掘りしていきます。Yさんの体験談は、これからの就職活動において、多くの学生にとって貴重な参考になることでしょう!

1. リモートインターンシップの日常

リモートインターンシップを始めるにあたって、多くの学生が気になるのは、一日の流れや作業環境ではないでしょうか。実際のところ、リモートでのインターンシップは、通常のオフィスワークとどのように違うのでしょうか。Yさんの経験を通して、その実態を探ってみましょう。

 

インタビュアー: 「Yさん、リモートインターンシップの一日はどのように過ごしていますか?」

Yさん: 「一日の稼働時間は日によってバラバラなんです。例えば、学業で忙しい日は作業時間を短く設定して2時間だけ作業する日もあれば、時間が取れる日は8時間くらい業務に取り組んでいます。休憩時間も自分で自由に設定できるのですが、基本的には社員の方と同じようなスケジュールになるように休憩時間もとっています。」

 

インタビュアー:「業務内容はどのようなものですか?」

Yさん:「基本的には電話での営業をしていますが、それ以外にも、社員の方から別の仕事をいただき、別の業務をすることもあります。」

インタビュアー: 「自宅で作業をする上で、何か工夫していることはありますか?」

Yさん: 「自宅での作業は、特に集中力を保つことに気を付けています。基本的には受験勉強と同じように、机周りをキレイにしたりり、スマホの通知をオフにしたりとか、あとはキッチンタイマーを使って効率的に業務が出るようにしています。特に社会人になる準備という側面もあると思っているので、自分のもらっている給与以上の成果を意識することで、業務へ取り組むマインドが変わった気がします。」

2. リモートインターンシップを選んだ理由

リモートインターンシップを選ぶ背後には、学生それぞれの生活スタイルやニーズが反映されています。特に、学業との両立は大学生にとって大きな課題です。Yさんはどのようにしてリモートインターンシップを活用し、学業とのバランスを取っているのでしょうか。具体的なエピソードを交えながら、その選択の理由を深堀りします。

インタビュアー: 「リモートインターンシップを選んだきっかけを教えていただけますか?」

Yさん: 「実は、当初はオフラインのインターンシップを考えていました。しかし、大学の講義や課外活動の関係で、なかなか都合の良いインターンシップが見つからず諦め始めていました。そんな中、調べていく中でリモートインターンシップの存在を知りました。リモートだと、お昼に1つだけ講義がある日でも、朝早くや夕方から業務に取組むことができますし、急に予定が空いた日にはにまとめて作業をすることも可能なためリモートインターンシップを選びました。」

3. リモートインターンシップのメリットとデメリット

リモートインターンシップには、様々なメリットが存在しますが、同時に留意すべき点もあります。Yさんの実体験を通じて、リアルな利点と課題を具体的に探ってみましょう。

インタビュアー: 「リモートインターンシップを通じて感じたメリットは何ですか?」

Yさん: 「やはり通勤時間がゼロなのが大きなメリットです。通勤に費やす時間をそのまま稼働時間に使えるので一日がより充実しますし、自宅での作業は、自分のペースで進められるため効率的です。また、先程選んだ理由でもお話しましたが、場所を選ばない為、移動時間の関係で参加出来ない業務にチャレンジできたことは本当に良かったです。それ以外には自己管理能力が身につくのもこの経験の大きな収穫です。自分のリズムで作業を進める中で、時間の使い方や優先順位の付け方を学ぶことができました。」

 

インタビュアー: 「一方で、デメリットは何か感じることはありますか?」

Yさん: 「デメリットとしては、対面コミュニケーションの不足があります。ほとんどのやり取りがメールやチャットツールを通じて行われるため、時には孤独を感じることもあります。その点を補うために、インターン生同士で定期的にオンラインミーティングを開催したりしています。このミーティングでは、お互いの進捗状況を共有したり、困っていることがないか相談したりしており、チームとしての結束感を保つために非常に重要な時間になっています。」

4.キャリアへの影響

リモートインターンシップが将来のキャリアにどのような影響を与えるのかは、多くの学生にとって重要な関心事です。Yさんはこの経験からどのようなスキルを獲得し、就職活動にどのように活かしているのでしょうか。

インタビュアー: 「リモートインターンシップを通じて、どのようなスキルが身につきましたか?」

Yさん: 「リモートインターンシップで特に強化されたのは、時間管理とデジタルコミュニケーションのスキルです。自分でスケジュールを管理し、効率的にタスクを進める能力が身につきました。また、オンラインでのコミュニケーションスキルも磨かれています。メールやチャットでの適切な伝え方、オンラインミーティングでの発言の仕方など、デジタル環境でのコミュニケーション能力は今後のキャリアにおいても大きな強みになると感じています。」

インタビュアー: 「これらの経験が就職活動にどのように役立っていますか?」

Yさん: 「リモートワークの経験は、就職活動において非常に有利だと思っています。特に、時間管理や自己管理の能力、オンラインコミュニケーション能力は、多くの企業が求めるスキルだと思ってまして、面接などでこの経験を話すと、面接官からの関心も高まりますし具体的な業務経験があることが評価されます。」

5. Yさんからのアドバイス

最後に、Yさんがこれからリモートインターンシップに参加する学生へのアドバイスを聞いてみましょう。

インタビュアー: 「最後に、これからリモートインターンシップに挑戦する学生に向けてアドバイスはありますか?」

Yさん: 「リモートインターンシップは、自分の働き方に工夫を加える必要がありますが、それができればとても充実した経験になります。特に、時間の制約や地理的な制限でインターンシップに参加できなかった学生にとっては最高の機会です。もし、私のように学業とインターンシップを両立させたいと考えているなら、ぜひリモートインターンシップを探してみてください。」

 

インタビュアー:「ありがとうございます。それでは、本日はリモートインターンシップをされているYさんにインタビューさせていただきました。Yさん、ありがとうございました。」

Yさん:「こちらこそ、ありがとうございました。」