内定もらって安心してない?実は重要!内定後のフォローアップ

皆さん、就活は順調ですか?
長く続いた就職活動でやっと内定がでた瞬間、きっと大きな達成感と安心感を感じたのではないでしょうか?
しかし、内定をもらって安心してはいけません!就職活動のゴールは「内定」だと思われがちですが、本当のキャリア形成はここからです!
今後の職場環境やキャリアパスに影響を与える決定が必要となるため、冷静に計画を立てることが重要です。
今回の記事では、内定をもらった後に行うべき行動、内定を複数もらった際の企業を選ぶポイント、連絡を取るタイミングなど、内定後の就活生が入社までに押さえておくべきポイントを解説します!
ぜひ参考にしてみてください!

1. 内定後の基本的なステップ

内定をもらった後は、何をどのように進めるべきか迷うことも多いでしょう。

ここでは、内定後に行うべき基本的なステップを順番に説明します。

 

1-1 感謝の意を伝える 

内定通知を受け取ったら、何よりもまず感謝の意を伝えましょう。

企業側も学生に大きな期待を寄せているため、しっかりとした態度で対応することが重要です。

内定を受けた当日か遅くとも翌日には、メールや電話で感謝の言葉を伝えましょう。

今回はメールの例を紹介します。

 

「〇〇株式会社 採用ご担当者様

この度は内定のお知らせをいただき、誠にありがとうございます。

貴社で働けることを大変光栄に思い、心より感謝申し上げます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 〇〇(氏名)」

 

このように、簡潔で丁寧なメッセージを心掛けましょう。

 

1-2 内定承諾のタイミングと方法

内定を承諾するタイミングも非常に重要です。

内定を受けた後、企業側からは通常、承諾期限が提示されます。内定をもらってすぐに承諾するのではなく、冷静に考える時間を設けましょう。

内定の承諾期限が長くても、連絡をいただいてから1週間以内で返事をするのが理想的です。

内定承諾を保留する場合も、その旨を早めに連絡しましょう。

 

「〇〇株式会社 採用ご担当者様

お世話になっております。この度、内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。

慎重に検討させていただいた結果、貴社での内定を正式に承諾させていただきます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 〇〇(氏名)」

 

企業との信頼関係をより深めるため、適切なタイミングでの返事と、丁寧な文章を心がけましょう。

 

1-3  内定承諾を保留する場合のマナー

内定を保留する場合は、企業に対して誠実に対応することが最も重要です。

企業側に対して感謝の気持ちを表しつつ、「他の選考結果を待っている」や「キャリアの方向性を検討している」など、慎重に判断したい旨を伝えることがポイントです。

また、企業に「いつまでに返答できるか」を明確に伝えましょう。この期限を守り、きちんとした対応を心掛けましょう!

 

・保留をお願いする際のメール例文:

 

「件名:内定承諾保留のお願い

〇〇株式会社 人事部 〇〇様

お世話になっております。この度は、内定をいただき誠にありがとうございます。

大変恐縮ではございますが、他社との選考の状況を考慮し、少しお時間をいただきたく存じます。

〇〇日までにお返事をさせていただく予定です。私の都合で恐縮ですが、ご検討いただきますよう、よろしくお願いいたします。

〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 〇〇(氏名)」

 

 

・保留後に内定を承諾する際のメール例文:

 

「件名:内定承諾のご連絡

〇〇株式会社 人事部 〇〇様

お世話になっております。

先日は内定の返答を保留させていただき、誠にありがとうございました。

この度、慎重に検討させていただき、貴社の内定を正式に承諾させていただくことを決定いたしました。

今後の手続き等について、ご教示を賜りたく存じます。引き続きよろしくお願い申し上げます。

〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 〇〇(氏名)」

 

丁寧な感謝の言葉と明確な意思表示を含めることで、印象も良くなります!

2. 就職先企業の選び方

複数の企業から内定をいただいた場合、どの企業を選ぶべきかは非常に悩ましいですよね。

企業を選ぶポイントをしっかりと確認し、後悔のない選択をしましょう!

 

2-1 自己分析を活かした企業選び 

自分がどのようなキャリアを歩みたいのか、どのような職場環境で働きたいのかを改めて明確にすることが大切です。

具体的には、以下のような視点で自己分析を行い、企業選びの基準を定めましょう。

 

・自分の価値観に合った企業:

仕事において何を最も大切にするかを考えましょう。

例えば「社会貢献」「安定性」「挑戦」など、自分の価値観に合った企業を選ぶことが重要です!

 

・長期的なキャリア目標に合った企業:

自分のキャリア目標に向けて成長できる環境かどうかを確認しましょう。

キャリアアップやスキルの向上が期待できる企業かを見極めることが必要です。

 

2-2キャリアパスと成長の可能性 

次に、企業が提供するキャリアパスや成長の可能性を確認しましょう!

入社後にどのようなキャリアを歩むか、どのようなスキルを身につけられるのか、などは非常に大切なポイントです。

 

・キャリアアップの可能性:

昇進のチャンスや、管理職へのキャリアパスがどれだけ開かれているかを確認しましょう。

社内で新しいプロジェクトに参加できるかや、部署間の異動ができるかなども、キャリア成長に影響します。

 

・研修制度や教育プログラム:

研修制度や教育プログラムも重要なポイントです。

自分が成長できる学びの機会や、スキルアップのための研修が行われているかを確認しましょう。

 

・新しい挑戦ができるか:

企業が新規事業に積極的か、イノベーションを推奨しているかなども、成長の大きな要素です。

挑戦する文化がある企業であれば、刺激を受けながら成長し続けることができるでしょう。

 

キャリアパスを見極めることは、長期的に満足のいくキャリアを築くための重要なステップです!

 

2-3 企業文化とワークライフバランス

企業文化とワークライフバランスを重視することも大切です。

どんなにホワイトな企業でも、企業文化が自分の価値観や目標に合わない場合は、長く続けることが難しくなるかもしれません。

 

・企業文化:

企業文化や雰囲気が自分に合ったものかどうか確かめましょう。

働き方は企業ごとに大きく異なります。自分の性格や働き方に合った企業を選ぶことが大切です!

 

・ワークライフバランス:

仕事とプライベートのバランスを保つことができるかも、選ぶ際の重要なポイントです。

自分に合った働き方が可能な企業を選びましょう。

 

企業文化は、実際に働く環境に大きく影響するため、事前に確認しておくことで、入社後のミスマッチを防ぐことができます!

3. 内定後の企業とのコミュニケーション

内定後の企業とのコミュニケーションは、企業や仕事に対する姿勢や誠実さを示すチャンスです。

適切なフォローアップをすることで、評価にもつながり、入社後のスタートをスムーズに切ることが出来ます!

 

3-1 内定承諾後にやるべきこと

たとえ内定を承諾した後であっても、良好な関係を築くために企業との接触は絶えず行いましょう。

 

・近況報告:

就職活動の終了や現在のインターンやアルバイトの状況について報告することは、企業にとって安心材料となります。

 

・質問の相談:

疑問や不安な点があれば、早めに質問することでスムーズな準備ができ、企業側も信頼感を高めてくれるでしょう。

 

フォローアップを怠ると、入社後の対応や態度に疑問を持たれてしまうこともあります。

積極的な姿勢を見せることで、企業に対する印象を高めておきましょう!

 

3-2 内定後の質問や確認事項

入社までの間に必要な手続きや準備事項を明確にしておくことが、スムーズなスタートに繋がります。

 

入社日や勤務開始日の確認:

具体的な入社日や、オリエンテーションのスケジュールについて確認しておくことで、不安なく入社に臨むことができます。

 

・社内研修や教育制度の詳細:

企業内での研修やスキルアップのための教育制度について確認しておきましょう。

 

・提出書類や手続きの期限:

契約書や個人情報書類の提出期限、健康診断の手続きなども確認しておくことが大切です。

提出漏れを防ぐためにも、余裕を持って対応しましょう。

 

この他にも内定後に疑問点があれば、遠慮せずに企業に質問しましょう。

勤務条件や労働環境について明確にしておくことで、安心して新しい職場に臨むことができます。

 

3-3 業務内容の再確認

入社後の労働条件に関わる重要な部分はしっかりと把握しておく必要があります。

 

・給与や昇給制度:

初任給や昇給のタイミング、ボーナスの有無など、給与に関する条件を確認しておきましょう。

疑問がある場合には、遠慮せず質問することが大切です!

 

・福利厚生の内容:

社員寮や通勤手当、保険制度など、福利厚生の内容も確認しておくことが重要です。

 

3-4 連絡を控えるべきタイミング

連絡を控えるべきタイミングを押さえておくことも大切です。

 

・採用担当者の繁忙期:

例えば、四半期決算や大きなプロジェクトの直前など、企業によって忙しい時期があります。

そのような時期にあまりに頻繁に連絡を取ると、企業側に負担をかけてしまう可能性があるため、連絡のタイミングには注意が必要です。

 

・返事を急かさない:

一度確認した内容について、早急な返事を求めることは避けるべきです。

 

誠実な態度を示し、丁寧な対応ができるかどうかは、自身の評価に影響することもあります。

就活が終わった安心感から、対応がおろそかにならないよう気をつけましょう。

まとめ

内定をもらうことは就職活動の大きな成果ですが、それで終わりではありません!

むしろ、ここからが社会人としてのスタートラインです。内定後のフォローアップをきちんと行い、企業との良好な関係を築いておくことが、スムーズな職場デビューに繋がります。

この記事を参考にし、万全の準備を整え、理想のキャリアをスタートさせましょう。