就活において履歴書にみんなが『最低限、記入する内容』トップ3

履歴書は就職活動に必須なもののうちの1つです。本記事では、履歴書についての書き方や抑えるべきポイントを皆さんにご紹介します!

1.履歴書の役割

履歴書は、学歴、スキル、目標などその人がどんな人なのかを示すものです。その主な目的は、皆さんが特定の職に適合しているかを判断するのに必要な情報を提供することです。具体的に書く項目は5つです。

1.1 学歴

ここでは、皆さんの教育背景を詳細に記載します。高校名、大学名、学部、専攻分野、卒業年度などを明確に書きましょう。学業成績が特に優れている場合は、それも強調すると良いでしょう。さらに、専攻分野が求める職種に直接関連している場合、その点を詳細に述べることで、あなたの専門性をアピールできます。例えば、コンピュータサイエンスを専攻した学生は、その学びがどのようにテクノロジー業界で役立つのかを具体的に説明できます。

1.2 ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)

ガクチカは皆さんの学生生活の中で特に力を入れた活動を紹介します。サークル活動、学内プロジェクト、ボランティア活動、インターンシップの経験などがあげられます。この中でも特にインターンシップは重要です。例えば営業のインターンシップでは、顧客との交渉経験やプレゼンテーションのスキルなどを書くことができ、企業も即戦力になる人材を求めているため多くの就活生がインターンシップに参加しています。

1.3 自己PR

自己PRでは、皆さんの個性や強み、独自の価値をアピールします。ここでは、自己の特性や能力を、実際の経験やエピソードを通じて具体的に示します。例えば、困難な状況での問題解決能力、チーム内での協調性、創造的な思考などをアピールできます。これらの特性があなたを他の候補者と差別化し採用担当者の目に留まる可能性を高めます。

1.4 資格・趣味・特技

資格、趣味、特技では、皆さんの多面性と独自性を示すチャンスです。応募する企業との関連する資格はもちろん、趣味や特技を通じて、自己の興味や情熱を示せます。例えば、語学の資格はグローバルなコミュニケーション能力を、音楽やスポーツの経験はチームワークやストレス管理能力をアピールするのに役立ちます。

1.5 志望動機

志望動機セクションでは、なぜその職種や企業を志望するのか、あなたのキャリアビジョンとどのように結びついているのかを詳細に述べます。業界に対する深い理解、その職種で実現したい具体的な目標を示すことで、あなたの情熱と適合性をアピールします。採用担当者に、あなたがその職種や企業に真剣に取り組む意欲があることを示すことが重要です。

2. 履歴書を書く時のポイント2つ

2.1 結論から書き始める

履歴書の中でも、特にガクチカ、自己PR、志望動機はある程度の文字数内であれば自由に書けるため特に重要なところです。
そこでお勧めするのが、結論から書き始めるという方法です。
この方法は、最初に達成した成果や目標を明確に述べ、次にその成果を達成するためにどのようなステップを踏んだかを詳細に説明します。たとえば、プロジェクト管理の経験を挙げる際には、プロジェクトが期限内に成功裏に完了したことを最初に記述し、その後でプロジェクトの計画、チームの指導、リスク管理の詳細について説明します。この方法は、皆さんの成果をすぐに際立たせ、その後の詳細な説明がよりインパクトを持つようになります。結論から始めることにより、採用担当者に対して皆さんの成果を明確にし、皆さんの能力と実績を効果的にアピールすることができます。

2.2 定量的な成果の提示

また、それ以外に重要な点として数値で示す定量的なデータを積極的に取り入れることが挙げられます。数値を用いて成果を示すことにより、皆さんの経験やスキルの効果を具体的かつ説得力を持って伝えることができます。例えば、マーケティングの職務経験を記述する際には、キャンペーンのリーチ数、販売増加率、顧客エンゲージメントの向上などの具体的な数値を挙げます。また、技術的な職務に関連する成果を示す際には、プロジェクトの効率化に対する貢献、開発したシステムのパフォーマンス向上のパーセンテージ、コスト削減の実績などを数値で示すと良いでしょう。このように定量的なデータを用いることで、皆さんの経験が単なる記述ではなく、明確な成果として評価される可能性が高まります。

3. 履歴書に書く内容TOP3

1. インターンシップ経験

インターンシップ経験は、履歴書において非常に価値の高い要素です。これは、実際の業界での仕事経験を反映し、皆さんが職場環境に適応できることを示すことができます。特に長期インターンの経験があることはプラスになり得るでしょう。そのこともあり、企業の人事も注目していることから多くの就活生がインターンシップに参加しているため、もし参加していない場合は大きな後れを取ることになるかもしれません。

2. アルバイト経験

アルバイト経験も履歴書において重要な要素です。アルバイトを通じて得た経験は、実務スキルと職場での適応能力を示します。例えば、飲食店でのアルバイトは、時間管理、顧客サービス、チームワークの能力を示すのに役立ちます。また、小売業での経験は、販売スキル、商品知識、顧客とのコミュニケーション能力を反映しますが、より実践的という意味ではインターンシップよりも劣るものとなります。

3. サークル活動

大学でのサークル活動は、特に社会性とチームワークのスキルを示すのに非常に効果的です。サークルでのリーダーシップの役割やイベントの企画・運営経験は、組織運営能力を取る能力を示します。またスポーツサークルや文化活動への参加は、チームでの協働や目標達成へのコミットメントを示すのに役立ちます。

 

以上が履歴書についての解説になります!特に、最後の「3.履歴書に書く内容TOP3」にあるインターンシップは長期であればあるほど選考で有利になり、また人気のインターンシップは募集が打ち切られることもあるため早めの検討が必要となります。

今回の内容が皆さんのより良いキャリア形成の手助けになれると幸いです!