学生の皆さん、こんにちは!
こちらのコラムをご覧の方の中には、「Intern Worksに登録してみたけれど、どうやったら沢山オファーが貰えるか分からない」とお悩みの人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、企業からインターンのオファーを貰うためのマイページ情報の書き方について、ステップ別にご紹介します!また、基本的な文章の書き方についても言及しているので、志望動機やES・ガクチカの作成にも役立てることができます。よければ参考にしてみてください!
※ステップごとに一度目を通してから作業に移られることを推奨します!
ステップ1:まずは、マイページの情報を埋めるための下準備をしよう!
あなたが企業を選ぶ時、情報の少ない企業にエントリーするのは少し抵抗がありませんか?
企業側も同じです!より沢山の情報が載っている学生さんの方が「自社の社風に合うかどうか」「オファーを送ったら興味を持ってくれるかどうか」ということが図りやすいです!つまり、マッチ度が高い企業の関心を引き出すことが、マイページの情報を埋める意義ということです。
そのため、まずはマイページの情報を埋めることを目標に、ご自身の情報をピックアップしていきましょう。
特に、特技・趣味・スキルの部分は自分の個性や強みをアピールするためにうってつけの項目です。空欄にしておくのはもったいないです!また、カスタム項目というものも存在しており、何を書けばよいかわからない方もいらっしゃると思います。そういった方は、「就職活動の軸」「企業選びの軸・ポイント」「インターン実績」「アルバイト経験」「将来の夢」など、自分の価値観や志向性が伝わるようなテーマを記載することをオススメします!
ステップ2:ピックアップした自分の情報を実際に文章にしてみよう!
ステップ1では、一旦ご自身の情報をピックアップしてもらいました。しかし、よりオファーを貰いやすくするためには、"要点を捉えて"自己アピールすることが大切です。そのためには、ただ情報を羅列するのではなく、相手が読みやすい文章構成を意識することが求められます。そこで、特に文章を考えるのが苦手な方や不慣れな方は、まず以下のポイントを参考にテキストを作ってみてください!
①結論ファーストで書くこと。
就職活動をしていると、かなりよく聞くフレーズである「結論ファースト」。勿論、結論ファーストでなければ選考に落ちてしまうといったことはありません。しかし、相手に重要なポイントや自分の意図を分かりやすく伝えるためには、とても有効な文章構成です。結論を述べた後の構成に迷った際は、「PREP法」で検索してみてください!
②1文は、80文字以下を意識すること。
一般的に1文は40字〜60字以内に収めると読みやすくなると言われています。
しかし、現代はビジネス用語も含め横文字を使う機会が増えており、特に企業に送る文章は字数が多くなりがちです。そのため、一般的な推奨字数よりも少しゆとりをもって80字を限度に1文を書くことを目指しましょう。
③1文1義を意識すること。
「1文1義」とは、その名の通り「1文につき1つの情報を載せること」です!具体的に説明するため、以下に例を挙げさせてもらいます。
例a)私は学生時代に居酒屋のアルバイトでホールを担当していたため、常にお客様の様子や状況に気を配り、お困り事があれば誰よりも早く対応するようにしていたことから、俯瞰して物事を見る事が出来るという評価を頂き、バイトリーダーに抜擢された。 例b)私は学生時代に、居酒屋のアルバイトでホールを担当していた。勤務中は、常にお客様の様子や状況に気を配り、お客様にお困り事やご要望があった際は誰よりも早く対応するようにした。このことから、俯瞰して物事を見る事が出来る人間であるという評価を頂き、バイトリーダーに抜擢された。 |
いかがでしょうか。少し極端な例ですが、例aは1文の中でどこが要点か分かりにくいと思います。しかし、例bのように伝える情報ごとに文を区切ると、読み手も1文ごとに情報を整理できるため格段に読みやすく感じます。これが、1文1義の効果です!
④300字以内で収めること。
こちらは、Intern Worksのマイページ情報記載の際に推奨される字数です。
就職活動に力を入れたい!という思いが強く、自分の強みや経験等を沢山アピールしたくなってしまう方もいらっしゃると思います。確かに、就職活動において自分をアピールすることは大切です。しかしながら、長すぎる文章から必要な情報を汲み取ることは読み手にとってかなり大変です。これは、面接での受け答えにも同様のことが言えます。そのため、「要点を抑えて端的かつ効果的に自己アピール」することを意識して、マイページの情報は各項目300字を目安に書くようにしましょう!
ステップ3:文章のブラッシュアップをしてみよう!
実際に、ステップ2で自分の情報を文章にしたことでマイページに記載する下書きが完成したと思います。最後の仕上げとして、文章の細かな体裁や表現を整える作業を行っていきましょう!
①使われている接続詞が、書き言葉になっているかチェックする。
意外と見落としがあるのが接続詞!特に、「なので」や「ので」は話し言葉にあたりますが使いがちな接続詞であるため、就職活動に関わる文章では注意しましょう!
②文章全体を通して語尾が統一されているかチェックする。
語尾の統一というのは、所謂「ですます調」「である調」のどちらかで統一されているかということです。どちらの文体を使うかは基本的には自由です!それぞれのメリットデメリットを挙げるので、どちらを使おうか迷った際には参考にしてください。
ですます調 メリット:礼儀正しく丁寧な印象を与えることができる。万人受けする。 デメリット:語尾が重複しやすく、文章が単調に感じやすい。1文が長くなる。 ⇒「優しさや協調性等を強みにしている人」「人柄重視の業界や企業への志望度が高めの人」にオススメ! である調 メリット:強い意思や説得力がある印象を与える。文字数を節約できる。 デメリット:高圧的な印象を与える可能性がある。 ⇒「自身の能力や意思の強さを強みにしている人」「商社やコンサルティング業界等への志望度が高めの人」にオススメ! |
以上の特徴を踏まえて、ご自身が相手に与えたい印象やオファーを貰いたい業界に合った文体を採用しましょう!それでも迷った時は、無難な表現である「ですます調」がオススメです!
③曖昧な表現をできる限りなくしていく。
曖昧な表現よりも具体的な表現の方が説得力があります。以下に簡単な例を挙げます。
例a)「飲食店でのアルバイトで、売上を伸ばすことに貢献しました。」 例b)「飲食店でのアルバイトで、広報活動に力を入れることで集客数を〇倍に増やしました。これにより、お店の売上も△倍になりました。」 |
どちらも最終的には売り上げ向上に貢献したという文章ですが、後者の方がより具体的で説得力があります。もちろん、こうした売り上げという実際の数値がでる形で成果をあげたエピソードを持っている方ばかりではないと思います。定性的な成果や人から得た評価をアピールしたい方は、その成果につながった施策や取り組みについて具体的に述べるようにしましょう!
いかがだったでしょうか。行程も多く、文章を作っている途中で疲れを感じた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、自分を分析することや将来について考え、整理する良い機会になると思います。そしてそれは、就職活動において最後まで譲れない自分自身の価値観や軸を発見するチャンスでもあるということです!
皆さんの就職活動が有意義なものになりますよう、心から応援しております。頑張ってください!